つまずきやすい相続のポイント！相続手続きは岸和田市の税理士に依頼しよう

遺言書の有無の確認、相続人、財産の調査

相続の手続きを開始するとき、まず行わなければならないのが、遺言状が遺されているか確認することです。遺されているのであれば故人の意思を尊重し手続きを始めますが、ない場合は戸籍謄本をたどり法定相続人を確定させる必要があります。その次は財産の調査。相続人は負債も含めた財産を相続する他、たとえ相続税が0円でも申告は必要となるため、必ず調査は必要となります。

このように非常に複雑な手順を踏む必要がある相続は、専門家である税理士に依頼するのがベストと言えるでしょう。

相続方法の決定

財産を相続するといっても、相続人には3つの選択肢が与えられます。それは、負債を含めた財産を無条件に相続する単純相続、相続する権利をすべて放棄する相続放棄、財産の一部を相続する限定承認の3つです。相続放棄は相続する財産が負債や損害賠償責任といった負の財産しかない場合に選ばれる選択肢となります。限定承認は、財産全体の中から一部のみを相続できる制度です。たとえば負債全体の中に自宅も入っており、自宅のみ負債を返済し、相続するケースが限定承認にあたります。

このように相続人にも選択肢が与えられますが、いったん選んだ選択は覆すことはできないため、税理士とよく相談した上で選択する必要があります。